BLACK MUSIC
今日は。
今回は、好きな音楽(曲)について、少し書きます。
興味のない方は、ごめんなさい。
私は、ブラックミュージックが大好きです。HIPHOPやR&Bなど。
若い頃、米軍基地の近くにある、クラブでDJとして働いていました。
客の9割が黒人、という環境。
スタッフは全員日本人。正し、用心棒(セキュリティー)として3名の黒人(基地勤務)をバイトで雇っていました。
たまに、喧嘩とかあるので。
客層が、ほぼ全員米兵なので、荒い雰囲気です。キャパは200人位はいる規模
だったので、週末は、2~300人は入ります。
客は黒人の米兵、それを目当てにくる日本人女性(いわゆるグルーピー)
日本人の男性なんて、スタッフ以外居ないというカオスな状態。
客の米兵は、本国(米国)では、ならず者(ギャング)だったり、職がなく兵役に
ついたり、犯罪者で減刑の条件で兵役についている者、等色々でした。
階級も低層が多く、(将校クラスは基地の中に将校クラブがあり、そこにいっていた
みたいです)ならず者の集まり、っていう感じでした。
陸軍、海軍、海兵隊等。(空軍はほぼ居なかった)など。
ただ、かかる曲は、本国とほぼ同じ。最新曲も定番曲もガッツリかかっていました。
先輩DJ(日本人)の選曲とテクニックで、本場の黒人達の支持を得ていたのです。
2~300人の黒人兵を踊らすのって、かなり快感ですよ。ヤバい。
コンサートするときの、歌手の気持ちが分かるようです。
自分の選曲で、メッチャ盛り上がるのですよ。最高です。
日本人DJが、黒人客を盛り上げる、それだけで鳥肌モンでした。
いい選曲した時は、素直に称賛が飛んでくるし、「グッドDJ」っていわれる。
勿論、変な選曲すれば、一気にダンスフロアは誰もいなくなるし、DJブースに、
物が飛んでくる、ヤジ、ブーイングは当たり前、終いにゃ、トイレで囲まれてナイフ突き付けられて、「ダッセー選曲してんじゃねーよ」って、すごまれる。
ということが、よくありました。
今考えれば、あり得ないことですよね。(笑)
でも、仲良くなった米兵から、色々、学ぶことも多かったです。
アメリカの文化、英会話(スラングばっか)、黒人文化、コミュニテイー、等。
学校じゃ教えてもらえないことばかりでした。貴重な体験です。
米兵の中には、「今日、カルフォルニアの基地から異動で来た」とか
「俺は、どこそこの基地から来た」いうヤツが結構いて、現地の最新曲、など最新情報を聞けたりできるのが、一番良かったです。
ネットのない時代、貴重な情報でした。
とまぁ今回は、こんな感じで書いてみました。時間があればまた書きたいと思います。